inakamoto -イナカモト-

地方暮らしとクルマとバイク 趣味と闘病記…

【モンキー】爆音エアクリ(パワフィル)・マフラー静音化

   

▼経緯

これまで純正キャブからPC20へ、エアクリーナーもパワーフィルターに変更し、マフラーもショート管・ダウンマフラー・アップマフラーなど様々試してきました。
しかし、歳を取ったことの心境変化や生活環境(居住区域)の関係上、いい加減喧しいのが嫌になってきていて、このままでは乗ることすらも敬遠しがちに。
大雑把に、そして単純に言えば、空気を沢山吸えるようにして排気もスムーズに抜けるようにしてあげればパワーが上がるわけです(大雑把なので抵抗等は無視)が、それと引き換えに失われるのが「静粛性」です。
つまり、喧しさ(パワー)を取るか静粛性を取るか、どちらを取るかということです。

「けっ、他人の迷惑なんか考えられっかよ!パワーだよ!パワー!」

私は上記の考えはちょっとできないので、なるべく”パワーと静粛性を上手く両立させながら快適な走行“をテーマに掲げ、何とか良い対策を取って参りたいと思います。

▼吸気系

キャブをPC20に変更してからというもの、エアクリーはデイトナのパワーアドバンスを使用していましたが、全開時は喧しいことこの上無し。
エンジン・マフラーの音が全くと言っていいほど聞こえなくなり、終いには乗ってる本人が不快になるレベルでした。
ボアアップしてからは更に酷い状態に・・・これではちょっとしたDQN状態。

20代後半の人間がこんな爆音でちっこいバイクに乗って一体何をしているんだ

という思いに。

とりあえず、これまでのデイトナとこれから使用する(使用している)エアクリを比較します。
IMG_5622左:汎用スラッシュカットエアクリ 右:デイトナ パワーアドバンス
吸気効率は断然デイトナでしょう。
スラッシュカットをバラすとこんな感じです。
IMG_5624まさに Simple is best ですねぇ。
しかし、PC20には取付部口径が大きすぎてガバガバです。
IMG_5626そこで、デイトナから拝借します。
IMG_5628そしてスラッシュカットの方へそのままはめ込んだらイイ感じに!
IMG_5629ピッタリになりました!
IMG_5631

そして、カバー中にスポンジを適当に貼り静音化を試みたわけですが・・・
半開~全開時のその騒音たるやはデイトナに負けずとも劣らず!

・・・全然静かになってないじゃないか!

そこで苦肉の策として、パワーを若干犠牲にしながらもあまり落とさないように、イスの足に付けるようなラバーを突っ込んでみました。
IMG_5825するとどうでしょう。当然吸気量が制限されるので、吸気音量が50%くらい削減され、一般的な郵便バイク程度の音量になりました!

▼排気系

ダウンマフラーを装着していた時もありますが、ノーマルの足ではま~色々なところで擦る!
とにかくガリガリ擦りまくっていたので「次はノーマルのようなアップマフラーだな」と考えていました。

ヨシムラ サイクロン サイドワインダー
YOSHIMURAヨシムラ/サイクロン (SIDEWINDER)
YOSHIMURAヨシムラ/サイクロン (SIDEWINDER) MONKEY

オーバーレーシング アップマフラー
OVERオーヴァー/ステンチタン アップマフラー
OVERオーヴァー/ステンチタン アップマフラー MONKEY

SP武川 Zスタイルマフラー
SP武川SPタケガワ/Zスタイルマフラー(JMCA認定)
SP武川SPタケガワ/Zスタイルマフラー(JMCA認定) GORILLA

クリッピングポイント タイプ2 バージョンR
CLIPPING POINT/ステンレススポーツマフラー タイプ2バージョンR(バッフル付 中高速タイプ)
CLIPPING POINT/ステンレススポーツマフラー タイプ2バージョンR(バッフル付 中高速タイプ) ゴリラ

などなどありますが、どれもこれも高すぎて手が出ません!(中古は検討しなかった)
そこで、手頃で造り込みもしっかりしてそうなミニモト社製のREVアップマフラーをチョイス。
IMG_5817 - コピー手元に届いてしげしげと眺めましたが、これは本当に丁寧に造られていると感じました。
私からすれば、溶接や曲げなどはもう合格点です。
しかし、そこそこ重量はあります。軽量化を考えるとダウンマフラーですね。
ミニモトさんは「50ccから100ccオーバーまで対応可能」と言っていますが、50ccだと抜けが良すぎて多分まともに走らなくなるかと・・・。
それはさておき、サイレンサー(バッフル)有りでもかなりの重低音でちょっと・・・。
そこで、ステンレスたわし30g・50gを1個・2個・3個・・・1個外して入れ替えて・・・などなど試行錯誤を繰り返した結果、今のところ、50g3個でイイ塩梅になっています。
ちなみに、ステンレスたわしは案外抜けが良いので、この短い経路のマフラーで1個入れた程度では何も変わりませんでした。

▼その後

信号待ちでパトカーの真横に並んで、ほぼ全開スタートをしても全く何も言われないので、これでようやく本当に郵便バイクレベルになったということでしょう。
というか、もはやサウンドは「完全に郵便バイクだ」と感じています。

これで爆音サヨナラということで、暫くはこの仕様でいってみます。

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