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【プジョー308】九州の某中古車屋に騙された話①

   

久々のブログネタで、こんなことを記載するのは若干躊躇いがありますが、2024年4月現在も不具合と戦いが続いている状態なので…。

▼プジョー208からの乗り換え

タイトルに既に記載していますが、現在は初代後期308を所有しています。
自身の208は初代の「シエロ」というグレードで、所謂「パノラミックガラスルーフ」やハーフレザーシート等が装備されているモデルになります。
そもそも、なぜ急にラテンのフランス車、しかもプジョー208に手をだしたのかという経緯を述べなければならないところですが、長くなるためこれはまた別の機会に…。
↑メッキパーツをブラックアウトしたりホイールを塗装したり…
どんなにスポーティー路線にしようとしてもブロッサムグレーが
可愛すぎて無理でした。

さて、208から308に乗り換えを考えていた主な要因には
〇ボディーカラー(オヤジが乗るには少々気恥しい)
〇車内が狭い(特に後部座席)
〇トランクが狭い(工具等を載せれば殆ど荷物が積めない)
〇4速オートマチック(プジョー/シトロエン界隈では有名なAL4の改良型AT8)
〇パワー不足(後期に搭載されたアイシン6速ATだったらカバー出来たかも)
これらがありました。

エクステリア/インテリアデザインについては、現在街中で見かけても特段古さなどを感じさせませんし、寧ろ2代目208よりスタイリッシュにすら感じる程、今でも秀逸だと思っています。
ですが、上記に挙げたことに対する不満が増し、予てより気になっていた初代308を気が付けば検討する日々が始まっているのでした。

▼308の検討と捜索

同じ経験をしている方は多々居るかと思いますが、ある程度「次は〇〇にしよう」と決めたクルマを街中などで見かけると「あぁ…いいなぁ…」と凄く魅力的に映り、今乗っているクルマの存在感が激しく薄まります。もうそのクルマしか見えなくなってしまいます。
…とまぁ心理的なことはさておき、自身が求める初代後期308、そして当然パノラミックガラスルーフが装備されたシエロは、当時の時点でも既にタマ数が少ない。ましてやボディーカラーをブラックに絞れば尚のこと。
ちなみに、308には無理矢理3列シート化した「SW」とオープンクーペタイプの「CC」がありましたが、SWは目方が重くなるし用途外なので端から検討外、CCは過走行でも法外な値段が付けられている個体があまりにも多いので論外。

↑画像は価格据え置き限定車の「スポーティアム」

暇さえあれば複数の大手中古車情報サイトを血眼になって探せど出ていない…。そんなある日のこと、何とヤフオクで出品されているのを発見!私はこの車両に絞り購入の検討をしていくのでした。

▼状態の確認

当時の出品情報によると、以下のような整備がなされているということでした。
〇バルブカバーパッキン交換済
〇スパークプラグ交換済
〇イグニッションコイル交換済
〇ECU交換済
〇フロントブレーキオーバーホール済
〇エアコンコンプレッサー交換済
こんなところでした。
特に、FブレーキO/HとA/Cコンプレッサーが交換済なのは非常に嬉しい点。
タイヤも新品タイヤに交換後1万km程度走行とのことで、これも◎。何より嬉しいのが「1度も雪国で扱われていない」という点です!これは中古車を検討する上で最重要項目と言っても過言ではないかと。
下回りに吹き付け散らかす、所謂防錆剤であるアンダーコートを吹いた形跡が無い。サスペンションコイルなどに付いている製造時からのマーキングやステッカーが見えるのは何よりの証拠。
この時点で自身は正気と冷静さを失っていたと思います。価格も相場以下だったため(そもそも相場って意味不明)とりあえず「早期に購入を決断しないと」という思考になっていました。こういうことが失敗に繋がるんですよ…。

文字数が1,500を超えたので次へ続きます。

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