【モンキー】カブ70/90ヘッド装着&試走など
ようやくカブ70/90ヘッドの装着が完了し、いよいよ試走かという段階で、事前にチェックして問題なかった部分に問題が発生したのでまたお預けを食らっていました…。
その問題を解決し、試走まで完了したので書き綴りたいと思います。
ジャズ純正ヘッドカバーはフィンが薄いので、12V新品でいきます。 ワッシャーも新品を使います。 カムも新品をいきました(高い・・・) 新旧比較
新品は溝がありました。 カムカバー用ボルト&ワッシャーも新品にしました。
※このヘッドはカブ90のものである可能性が非常に高いため、今後はカブ90ヘッドとします。
とりあえずエンジンをフレームに載っけて、始動できる状態にして早速キック!
ジャズ純正ヘッドに比べて燃焼室が広くなり圧縮比が下がっているはずなのに、バルブの擦り合わせ等のO/Hをしっかり行ったためか結構重かったです。
そしてキック2~3回でエンジンが無事始動!
アイドル時は異音等無く全然問題無かったのですが、2000rpm~3000rpmまで煽るとヘッド付近よりまるでカムチェーンでも暴れているような”シャラシャラシャラ“という金属音がするため、またエンジンを降ろすことに・・・。
で、早速ヘッドを外してみましたが・・・
バルブとピストンがクラッシュした形跡が見当たら・・う~む・・・
軽くEXバルブとピストンがヒットしてるのかな・・・?という程度でした。
空回し時ではバルブとピストンのヒットは確認できませんでしたが、やはり実際にエンジンを始動して、時間経過と発熱で金属同士が膨張すると冷寒時に大丈夫でもバルブリセスが皆無となり接触してしまうのでしょう(そう納得させました)。
そこで、クリッピングポイント社製88cc用メタルガスケット(0.25mm)を噛ますことに。 これによって、武川eステージ81cc純正メタルガスケット(0.25mm)との合計でガスケット厚が0.5mmに増えることになります(バルタイが若干変化しますが)。 ガスケット厚0.5mmでも差程キックの重さに変化は無いように感じます。
再度、2000~3000rpm付近でバルブやピストンなどの接触音が無いか確認後、早速試走に出掛けましたが、これまた激変しましたね!
スロットルをちょっとしか開けていないのにも関わらず、低~中回転域でも楽々40km/hを超えてきます!そして、ジャズヘッドでは40km/hを切っていた坂道も50km/h出るようになりました!
また、タイヤの大径化やロンスイのお陰で、ゼロスタート・ギアチェンジ時の小ウイリーが消えました!これでガンガン開けていけます!
また某公民館にて とにかくタイヤがゴツくなりましたね。フォークが余計に華奢に見えます・・・。 タイヤとロンスイでこんなに安定感が向上するとは・・・相当な衝撃ですよ。
ちなみにハンドル右に付いている物体は、学生時代にタコの無いクルマに乗っていた頃に使用していたオートゲージのタコをつけてます。
気筒数1~2でも全然ダメでしたが、7に設定したら正常な値を示しているように感じましたが、エンジン音が上がっているのに4000rpm~針がなかなか上昇しないのでちょっと怪しい気もします・・・。
自分でも何をやったか若干分からなくなっている部分もあるので、現在のまで仕様をサラっとまとめてみたいと思います。
<エンジン関連>
○ヘッド周り:スーパーカブ90純正(カム・バルブなども)
○冷却系統:ホンダ純正ビッグフィン(両サイド)
○プラグ:NGK CR8HSA
○シリンダー:SP武川 eステージ 81cc
○キャブ:キタコ(京浜)PC20
○オイルポンプ:シフトアップ 12V純正比2倍流量強化
○オリフィス:純正0.8mm→2mmに拡大
○マフラー:ミニモト REVアップマフラー
○エアクリ:汎用全天候型改
○CDI:POSH レーシング
<駆動関連>
○クラッチ:シフトアップ 3枚強化
○ドライブスプロケット:キタコ 15丁
○ドリブンスプロケット:キタコ 27丁
<足回り関連>
○ホイール:Gクラフト 3.5J(FR)アルミ
○タイヤ:キングスタイヤ 4.00-8
○ショック:OKD 調整式荒巻(リア)
○スイングアーム:SPY 4cmロングアルミスイングアーム
キャブセッティング・爆音エアクリ・爆音マフラーの静音化加工等はまた別記事で書きたいと思います。
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