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【DIY】石油ファンヒーターを分解して清掃・点検

   

※引っ越し記事です。

年末の大掃除というわけではありませんが、祖父母宅にある石油ファンヒーターが兼ねてより頻繁に止まってしまうとのことで、原因を探ってみることにしました。
しかも、同メーカー・同機種が同じ症状なのでこれは絶対何かあるはずです。

▼メーカー・機種

これまで本当に様々なメーカーを使って参りましたが、ここ数年の主力はこの通りトヨトミとなっています。
が、特にこれと言って拘りは無いようで、ホームセンターに立ち寄った際に安価なものをチョイスしただけのようです。
トヨトミ LC-32CF(多分)」と「LC-32AF(多分)」で、何れも2011年製です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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▼分解・清掃・点検

※作業はコンセントプラグを抜いて、静電気等防止にゴム手袋を装着しています。

なぜすぐに止まってしまうのか“ということですが、エラー番号「E-0(内部過熱)」、即ち「温風空気取入口を清掃するように」というメッセージが出て止まってしまいます。
↑LC-32AF、黄色く囲った部分です。
当然裏面の吸気口を確認してみますが、こまめにホコリは除去していたらしくキレイな状態。
また、御覧の通りチープでシンプルな”くま取りコイルモーター“が使用されています。
正式名称は”隈取磁極型誘導電動機“ですね。マニアックな話題 笑ちなみに、安い卓上扇風機などは殆どこのモーターが採用されていますね。

こうなるともう分解して中を調べるしかありません!

正面のカバーを外してみましたが、こちらもそれほど酷いホコリは見受けられません。
画像ではグリルを外していませんが、実際には外して中をチェックしています。

続いて裏側を見てみます。
普通のファンヒーターのようにアルミ合金製プロペラが見えず、プラ製のオリフィスがあります。
え!?どっから吸ってんの?下方吸気?」と思いましたが「まぁシロッコファンだろう」と読んでいたのですが…
覗いてみたらなんと!直径12~15㎝程度の小さなプロペラが…!
私はこの構造にビックリして思わず閉口…。
とりあえず容易に分解出来ないので、手の届く範囲で全てホコリを除去しました。
全て元通りにして運転開始。結果は何時間も止まることなく稼働し続けましたので、LC-32CFはひとまずOKとしました。

続いてLC-32AFの方も。こちらも「E-0」エラーですぐ止まってしまいます。
CF(画像右)よりも古いと思われます。スイッチ類のデザインなどが異なっています。

カバーとルーバーを外します。AFとCFとでは整流版や基盤の色が違っていますが、構造的に大きな差異はありません。

裏側です。こちらはCFよりも稼働歴が長いせいか、若干ホコリが湿っぽいです。
しかしながら静音を優先したためか妙な設計に感じます。
こちらもできる限りホコリを除去して元通りに戻しました。

で、再度運転をしたところCFと同様にAFも”E-0エラー”が出てすぐに止まったりすることなく稼働しました!LC-32AFもOKとしました。

▼考えられる原因

前述の通りE-0エラー内部加熱=温風空気取入口清掃としていしているので吸気量不足であると判断できます。しかし、本体のフィルターはキレイさっぱりです。
風量を測定するセンサーがあるとは考えられず、燃焼室遮熱/整流板上部横(画像黄丸)にある温度センサーがそう判断しているのだろうと思います。
ホコリが多くなることで吸気量やファンの風量が低下して(内部の断熱効果も上がる)規定温度を超えてしまい最終的に内部加熱になると。
つまり、この配線を撤去するかセンサーごと全く関係ない場所(熱くならない場所)に移設してしまえばこのエラーは出なくなります…が、それはちょっとリスキーです。何かあったら大変です。

▼1シーズンの稼働時間

使いすぎが考えられるのでしょうか?
基本的に冬期間しか使用しないので稼働率はそんなに高くないはずです。
しかし寒い地域ですので、10月から5月までの使用を1シーズンとして、1日あたりの稼働時間を18時間程度と決めて計算することとします。
ですが、10月も5月も暖かい日はあるので、それぞれ適当に15マイナスの計30日(1ヶ月日数)を引くことにします。

従って計算は

1mon=18h×30day=540h, 540h×8mon-1mon=3,780h

つまり、1シーズンあたりのストーブ稼働時間は約3,800hということになります。
しかも今年で4シーズン目なので3,780h×4=15,120h稼働させることにもなります。
これは果たして多いのか少ないのか…。

▼最後に

ストーブも案外ネタになるものですね(私だけかもしれませんが)。
石油ファンヒーターと言えば各メーカーから様々な機種が出ていますが、それぞれ点火方式や燃料供給方式が異なっているので、用途や頻度と比べながらチョイスするのがベターだと思います。

ちなみに、今回軽整備したトヨトミさん2台は別の部屋で使用することとして、代わりにコロナのファンヒーターを稼働させてます。

トヨトミは灯油直接点火式でコロナは灯油を気化させて着火する方式だったような…。

最初投稿日:2015/12/6

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