【モンキー】排気量UP!ついに88cc化①
やっぱり何だかんだ言いながらこれをやってしまうんですよね。
「だから端から88ccしておけってあれだけ…」ってな話は本当にごもっともだと 笑 しかし、80cc程度でも相当トルクフルに感じたあの日の事は忘れません。
…で、最終的にどこのメーカーの何をチョイスしたかということですが、色々と検討しまくった結果「デイトナ ハイパーヘッド+PC20キャブ+付き88ccキット」にしました!
これまで使っていたPC20キャブは7~8年前に49cc時代から使用していたもので、シーズン過ぎてもガソリン入れっぱなしで腐らせたことも何度もありましたし、インマニも49cc用のものでしたし、結構バッドコンディションだったこともあり今回このキャブ付きキットにしたわけです。
PE24などの更に大きなキャブも検討しましたが、88ccのキットポン付けチューンではセッティングはなかなか出し辛いだろうと判断しPC20としました(使い慣れてるキャブでもありますし)。
最初にフライホイールを外しちゃいます。ユニバーサルホルダーとフライホイールプーラーを使えば楽々です。
当然ですが、この作業はタイミングチェーン(カムチェーン)を交換するためのものです。 「バキッ」という音と共に外れます。万一クランクシャフトを損傷してしまいそうなほど硬くて外れない場合は業者に依頼しましょう…。またウッドラフキーも無くさないようにしましょう(私のモンキーの場合、ガッチリと噛みこんでいたので外れる恐れはなさそうでした)。 エンジンオイルも抜くわけですが…マグネットに得体の知れないものが沢山付着していました!こんなのは初めてです。
そもそも強力マグネットドレンボルトを使用したのは去年が初めてなので、長年の鉄くずが付いたんでしょうね。 次にエンジン本体を降ろして分解に入ります。 発電関係は全て外しました。問題は例の2つの皿ネジです。
やっぱり… インパクトドライバーでもビクともしなかったので、ドリルで飛ばしました。 ネジが飛んだからといって、新車から一度も外していないと思われるカバーはすんなりと外れてくれません。
なので、カムチェーンが通る場所からドライバー等でゆっくりこじるとOリングがメリメリ音を立てて外れます。 カバーを外すとカムチェーンなどアクセスできます。 折角なので、汚れなどを落としておきます。 やはり横に暴れた形跡がありますね。しかし、オイルポンプ駆動用ギアの駒はしっかりと残っていたので一安心。 カムチェーンはSP武川の強化カムチェーンを使います。 恒例のチェーン比較。やっぱり強化品は厚く横方向の撓り方が違います。 上:ノーマル 下:武川強化
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カバーのOリングと皿ネジはPOSHのO/Hキットを使います。 これまで付いていたOリングはもうビロンビロンです。 シャフト部分のOリングは破壊しながら外しました。 新しいOリングを圧入します。
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強化カムチェーンをセットします。 Oリングにオイルを塗布しながらセットしカバーをして終了。 その②へ続く
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