inakamoto -イナカモト-

地方暮らしとクルマとバイク 趣味と闘病記…

【プジョー308】九州の某中古車屋に騙された話②

   

こちらの続きです。

▼中古車屋の対応

ヤフオクに出品されていたその308は車検切れの状態だったので、新たに車検取得および県外登録費用等の見積を出して貰わなければなりません。それから九州→東北の陸送費用も。
本社と車両は九州の某県にあるようですが、事務作業等は東京の支店で行っているようでした。
連絡の遣り取りは基本的に東京支店のスタッフの方と行っていましたが、こちらの質問に対する回答等への対応は流石ショップといった感じで、レスポンス良く至って明瞭・明解なものでした。
この時点では対応等に特段「あれ?」というような不信感は持ちませんでした。

▼自身のつまらない拘り

表記の通り、今回の買い物は結果的に失敗だったわけですが、それは自分自身が持っていた変なポリシーや意地的なものも要因の1つであると思っています。
まず、自身が購入しようとしているのはあくまで「中古車」であり、ピッカピカの新車や新古車ではありません。各部に使用感や劣化はあって然りです。
ましてや車両は初年度登録から10年以上経過し、走行距離もそこそこ伸びています。
そんな品物に対して「〇〇に傷はあるか?〇〇の状態はどうか?x100」など、事細かにあれこれ尋ねることはナンセンスであり、ある種タブーでもあると自身は思っています。無い訳が無いんですから。
そのような膨大な質問を長期間に渡り続けていれば、売る方も「もう別に貴方に買って貰わなくても結構!」となるのは自然でしょう。
だから敢えて尋ねなかったのです。逆に尋ね過ぎなかったのです。

四の五の言わずスパッと決めてスパッと買う。それがスマートである。

その妙なポリシーが仇に…。

▼契約締結

購入手続きはまぁー早かったですね。前述の通りの考えだったので。
人間、熟考すべき物事は熟考する。冷静になる時は冷静になる。これが大事です。
至極当然のことが出来ないで何が良い買い物でしょう?
勿論、現在のK田F雄首相のように長期間に渡り「検討に検討を重ね検討することを検討する」ようなことをしていれば逃してしまうことも十分有り得ますが。

それは置いておきまして、代金を支払い終えたら「あのクルマはもう俺の物だ!」と、これまでの色々なことが吹っ飛び、謎の高ぶりと浮かれ気分なのは言うもでも無く…。
郵送での契約書交わし、至極面倒な自動車保管場所証明(車庫証明)申請手続きも意気揚々。
あとは308の到着を待てば良いのですから。

▼陸送~到着まで

重複のような感じにもなりますが、とにかく「せっかちで細かい人間だと思わせない」「相手を急かせない」などといった変なポリシーや意地があったため、基本的に必要必須事項以外は連絡を取らないことを心掛けていました。
先に結論を言うと、納車されたのは契約締結から約1ヶ月でしたが、その間に「バッテリーが上がったからまた新品に交換します!」や「電格ミラーが故障したので中古良品に交換しました!」などプチトラブル(?)のようなものが発生していました。
…であれば「車検取得は陸送日ギリギリで良かったんじゃないか」なんて思いましたが、もう過ぎ去ってしまったことなので…。

そしていよいよ納車当日。この日の午前中、ショップの代表から直々に着信が。
「どちらを目指せば宜しいでしょうか?」という旨の連絡。「あぁ、〇〇が分かり易いと思うので」と伝え通話終了。
その直後、「ん?どういうこと?陸送業者じゃない!?」となったのは言わずもがな。
何とショップの代表本人が運んで来たのです。
てっきり陸送ゼロさんが運んでくると思っていただけに、これには驚きました。
話を聞けばその日は「本州最北端の県に用があるから」とのことでした。なるほどね。
経路としては、自社(保管場所)から運輸支局までは陸送業者が、そこから先は代表自らが登録等の手続きをして自宅に運んできたという形のようです。

…と、ここでまた1,500文字以上になったので次回に続きます。

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