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地方暮らしとクルマとバイク 趣味と闘病記…

【ムーヴ】普通車登録・普通車公認への道 Part⑤~L175S~

   

※引越し記事です。

前回本検査を受けられなかったついでに各部を改めてじっくり確認したところ、足回りのブーツ類がほとんどダメという残念な状態でした。「多分大丈夫だろう」と思わずきちっと確認することが大事だと気付かされました。
該当部品を購入し総取り替えを行いましたので、いざ再トライに出発!

▼運輸支局までの道中で異変と不安

ステアリングブーツを補修するためタイロッドエンドを外しましたが、組み戻す際にタイロッドエンドとロッドのネジ切部の距離が外した時と同じ長さになるように戻したのですが、ステアリングのセンターが若干ズレていました…。
やはりロアアームボールジョイントも脱着となると影響が大きいのでしょう。
幸いフラつかず真っ直ぐ走るので単にセンターだけがズレたっぽいですが、テスター屋さんに寄ろうか迷ったところではありました(結局寄りませんでした)。
それと、ステアリングブーツがぶっ裂けていたことをこちらにも記載していますが、この部品自体そんなに出ないのでしょうね。ダイハツでもネットの部品屋でも「取り寄せになります」「納期未定です」のオンパレード。これではいつ直せるかも分からずどうしようも無いため自己融着型ブチルテープゴム製耐衝撃性接着剤でガッチリ補修して挑みました。この2点が不安なポイントでした。



▼二度目の正直 運輸支局到着

今回も午後のラウンドを予約していて(秋田運輸支局は現在午前2・午後1の3ラウンドしかありません)13時から受付・検査になります。12時45分のように15分前に来ても職員の方はお昼休憩中ですので対応に当たれません。12時55分くらいに受付開始になります。
受付が開始となり早速④番窓口に行き、予め印刷しておいた予約証を提示し予約の確認を取り、今回の中古新規登録のための必要書類の確認をしてもらいました。
不備が無くOKとなれば、印紙貼付用紙をもらい運輸支局向いのレンガ風の建物の秋田県自動車会議所に行き、印紙の購入と各税の申告をします。
この時、希望ナンバーを予約している場合は同所⑫番窓口で予約済証も受け取るのですが、私は前もって受け取っている(ダメだった日に)ためこの必要はありませんでした。
↑秋田県自動車会議所
(以前乗っていたVWゴルフの名義変更で冬に訪れた時に撮ったものです)
↑そこから秋田運輸支局を見た状態

自動車検査票(審査依頼書・審査結果通知書)に手数料分¥2,000の印紙を購入し貼ります(貼ってもらいます)。

手数料納付書にも¥700の印紙を購入し貼ります(貼ってもらいます)。
(オレンジの部分は自身で記入します)

自動車重量税納付書(検査自動車)にも¥16,400の印紙を購入し貼ります(貼ってもらいます)。
検査前なので車両重量は分からない訳ですが、フェンダアーチガードで全幅が拡大する以外はフルノーマルなので、車重が1,000㎏を超えるのは有り得ないため1,000㎏以下の重量税でOKです。(ちなみにL175SムーヴカスタムRSの車両重量は880kg)
また、こちらの用紙にもオレンジ部分を自身で記入します。

秋田県自動車会議所のどの窓口でも「中古新規登録です」と伝え必要書類一式を見せます。ここでも職員の方が書類に目を通し始めると「軽自動車はですねぇ…」と説明を始めようとしするので「いえ、軽自動車を普通車として登録を…」と言うと「あぁ!そうなんですね!分かりました!」とこういう流れになります 苦笑
クドいくらいに何度も言っていますが「本当に同様のケースが無いんだなぁ」としみじみ思います。都会であれば改造車なんぞザラにいますから、職員の方も特に違和感無く対応や処理できるのでしょうけど、田舎じゃ本当に無さそうです。

自動車会議所で印紙購入と用紙への貼付が一通り済んだら「また来て下さい」と言われていたので、運輸支局の④番窓口に再度戻りました。
先程とは違う職員の方でやはりこうなりました…笑(また会話形式です)

ケ:「税金の申告と印紙の購入が終わりました」
男:「はい!どうぞ。確認させて頂きます。えぇと…印紙はOKと。…あれ?軽自動車は軽自動車協会になりまして…」
ケ:「あ、いえ、軽自動車を普通車として登録す…」
男:「あぁ!すみませんすみません!私が勘違いしていました!てっきり軽自動車の車検のことかと!申し訳ないです!」
ケ:「いえいえ!(心の声:やはりこの方も…本当に前例が無いんだなぁ…)

このような遣り取りがあった後に「これまでにご自身で検査を受けられたことはありますか?」と聞かれたので「今回が初めてです」と答えると一番右の「小型コースに並ぶように言われました。

▼新規検査

いよいよ検査に入ります!この日は空いているのか混んでいるのか分かりませんが、それなりにクルマが並んでいました。
キャンピングカーは「大小兼用コース」に並んでいましたね。
一時停止位置から大体3台目辺りで検査員の方が来て車体番号・エンジン型式・灯具関係・メーター・ワイパー・ウォッシャー・タイヤホイールなどチェックされます。その際に初めての場合は「初めてになります」と申告すれば丁寧にマンツーマン指導の如く対応してもらえます。
この日は自車の3台くらい前にいたGCインプクーペがシートベルトか何かが指摘され時間が掛かりました。
で、またしてもここでこんなやりとりが…笑(また秋田弁混じりの会話形式です)

検A:「えぇと…これは…軽だすな?」
ケ:「はい。」
検A:「えぇと…今回はなんたな(どういった)件で?排気量だすか?」
ケ:「いえいえ、このパーツ(フェンダーアーチガードを指して)で全幅が拡大したので普通車登録をと思いまして…」
検A:「ははぁ~なるほどぉ!軽はまず来ねぇもんだすからなぁ 笑」
検B:「この車両は…?」
検A:「あぁ、軽だどもオーバーフェンダーでなんたらかんたら…」
検B:「へぇ~」
検C:「普通車にするんですか?」
ケ:「はぁ…すみませんねぇ イレギュラーなことで…」
検C:「あ、いえいえ」
検A:「んだば(では)ボンネット開けて下さい。車体番号を確認します」
ケ:「あ、車体番号はこちら(運転席側ドアを開けシート下を指し)です」
検A:「はぁ~そこにあるんだすなぁ。軽はわがらねすもんなぁ…苦笑」
ケ:「ですよねぇ…苦笑」
検A:「(検査票を見て)エンジンはKF…(エンジンブロックあたりをライトで照らしながら)KFKF…どごさ書いであるんだべ…苦笑 KF…あ!あった!KF!はい!確認しましたぁ!」
検C:「(リアガーニッシュ部分を覗きながら)ナンバー灯が…」
検A:「ん?これあれだべ?ケイテさん!これは字光式用だすべ?ちゃんと光ってればいいんだすも…」
ケ:「はい。国交省認定品で(片方のネジを外し仮ナン浮かせて)光ってますよ!」
検A:「あぁ!OKです!」

…と、こんなことなどがあり、今度は検査員の方を数人巻き込んでしまいました…苦笑
ですが、このような感じで「サイドスリップ検査」→「排ガス測定(CO・HC共に普通車基準値)」→「ヘッドライト(ロービーム)」→「スピードメーター」→「ブレーキ(パーキングも)」→「下回り検査」と進んで行き無事合格したのでありました!

長くなりましたので次に続きます。

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