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地方暮らしとクルマとバイク 趣味と闘病記…

【ムーヴ】普通車登録・普通車公認への道 Part④~L175S~

   

※引越し記事です。

自賠責保険加入も終え仮ナンバーもGETとなれば、後は運輸支局へ行くだけです!
が、ちょっとその前に…。

▼希望ナンバーの申請

今回はせっかくですから希望ナンバーを申請します(ちなみにこれまで所有してきたクルマは全て希望ナンバーです)。尚且つ、ラグビーやオリンピック記念ナンバーでは出来ない普通車ならではの特権である”字光式にしたいと思います!
希望ナンバーの申請はいつも”希望番号申込サービスから行っていましたが、今回の場合軽自動車登録から普通車登録となるため、中古新規の申し込みで「分類番号が違います」と弾かれまともに入力すると申請が不可能です。
そこでどうしたら良いか直接希望番号予約センターの方に尋たところ(秋田県の場合「一般財団法人秋田県全自動車協会」です)「新車で申し込んで下さい。そして検査・登録前に立ち寄って頂き手書きの訂正を受けて下さい」と案内されましたのでそれに従いました。

▼事前検査

この日は午後のラウンドを予約していましたが、いてもたってもいられず10時頃にはテスター屋さんに到着 笑
予備検査は秋田運輸支局隣の「昭和自動車整備株式会社」で行うことにしました。
混雑時期は恐らくお客様駐車場なんぞ空いていないと思います(その場合は後述)。
事務所に入って左側がすぐ受付なので、自分が行いたいメニューを伝えて料金を支払い領収書兼カードを頂けば検査レーンへGO!
検査レーンは2つありますが、前車が検査中で待ち時間があればレーン上にクルマを置き受付を済ませ戻って来てもOKです(業者さんはそうしています。駐車場が埋まっている場合も)。
↑事前検査中の様子

今回私が行ったのはフルコース5項目(サイドスリップ・ヘッドライト・ブレーキ・メーター・排ガス)ですが、フルでも¥1,100と非常にリーズナブルなので、不安な方は是非フルでチェックを受けることをオススメします。検査は担当のおじさまが1つ1つ丁寧に指示を出してくれるので安心です!

▼いよいよ運輸支局へ

車庫証明の時もそうでしたが、一般素人がこのような登録をするのが秋田では前例が無いということで、どの方とお話する時も目的と内容を全て伝えるようにしていました
この通りなので、まずは一般素人の方を何百人と相手してきたであろう総合案内・受付の方に今回の事情を説明することにしました。
ここで注意したいのは、秋田運輸支局は全て整理券配布による受付となっているので、正面出入口から入ってすぐの発券機で整理券を貰いましょう

自分の番号が呼ばれたら行くべき窓口に行きます。来る一般素人を次々と華麗に捌き「私に答えられないものは無い!」という感じの総合案内・受付のお姉さんも「えぇと…少々お待ち下さい!上の者を呼んで来ます!」と違う方を呼びに行ってしまいました…。
結局のところ3人程入れ代わり立ち代わりで対応にあたって頂きましたが、いずれも「いやぁ~…ちょっと初めてなものですから…」と。
これ程までに例が無いとすれば「脱税仕様で乗っている方が一体どれだけいるのか…」とも思ってしまいました
結果的に”譲渡証明書“が必要ということになり、その日はただ自宅へ戻ることになりました。「申し訳ありません…」と謝られてもどうにもならず…。
↑軽自動車検査証返納証明書
↑軽自動車検査証返納確認書

私は普通車を譲り受けた訳ではないから、軽自動車検査証返納確認書の譲渡人と譲受人の欄さえキッチリ押印と記載があれば問題ないと判断(実際のところこれでOKが出そうな雰囲気もありました)していましたがダメだったようです。

結局この日は「希望番号予約済証(訂正済)」「自動車検査票(未記入)」「譲渡証明書(未記入)」を貰い帰路に着きました。
希望番号予約済証の受け取り・訂正の際にこんなことがありました(また会話形式です 笑 今回は女性職員と男性職員の2名が登場します)
女:「軽を普通車にするんですよね?」
ケ:「はい」
男:「ん?なぬ?」
女:「軽自動車を普通車登録するんですって!」
男:「ほぉ~!いいねぇ!」
ケ:「はぁ…苦笑」
女:「こちらが予約済証です」
ケ:「はい」
↑自動車検査票 表面

↑自動車検査票 裏面

▼蛇足

この辺(軽自動車検査証返納確認書に前所有者の譲渡印があるのに)が柔軟性に欠けるというか応用が利かないというか、古き悪しき日本の慣習というか…。
例えば「カレーライス+福神漬け」という組み合わせがスタンダードとされているわけですが、福神漬けが無くてもカレーライスは成立しますよね?
もちろん、人によっては「絶対に福神漬けは必要だ!」という方もいるかと思いますが、それは個人の好みの問題です。しかも、カレーライスその物を否定していることにはならず、それを否定する要因にもなりません
今回の譲渡証明の件はこれに限りなく近いものと思っています(?)。

こうなると困りました。何せ旧所有者の方に譲渡証明書に住所氏名の記載と実印を頂かなくてはなりません。
で、その日のうちに車検証に記載の旧所有者と思しき住所に速達で「譲渡証明のここに実印を…」という内容の文書を添え送付しました。するとすぐに送って頂いたようで、3日後には到着しました!(「何?は?え?譲渡証明?」と思ったことでしょう)
旧所有者の方がもし引越ししていたり亡くなっていたとしたらアウトでしたね。
(もちろん、軽自動車として登録する分には現所有の書類で問題ないわけで、通常通り軽自動車として登録した後に即一時抹消すればOKですが、そんなことをしては相当なムダ金を払うことになります)

▼書類の不備があって良かった件

この日は本検査が出来なかったため、土日で下回りや足回りの最終チェックを行ったところ、タイロッドエンドブーツに亀裂(破れは無し)・ロアアームブーツに亀裂(運転席側は小破れ)・ステアリングブーツ亀裂(運転席側破れ)が認められました;
ボールジョイント系ほぼ全滅状態では今後に支障を来します。
こんなことではいずれにせよ車検は取得出来ず、もちろん登録も出来なかったですね。
これらを全て解決してからリトライすることにしました。
ちなみに、リンク先の交換作業の様子はこの時に発見したものです。

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