【モンキー】間違ったものを求めた結果の間違ったセッティング
この日敢えてハイペースで流れる幹線道路を走ってみました。
するとどうも全開付近で失速するというか、フッとパワーが無くなるような症状が出ることを確認しました。
ここまでの仕様は以前より公開の通りデイトナのハイパーヘッド88ccにPC20キャブという組み合わせで、MJは#100にしています。100番台なんて使ったことなかったのですが、まぁまぁイイ感じに走れている(実は全然違うということを後日知ることに)のでウチのモンキーはこうなのだろうと思っています。
で、1時間程全開に近い走行も含めてのプラグの状態ですが このようになっています。白いです。
ただ、プラグの焼け色のみで判断するわけではないので(8番にしたら黒くなるでしょう)、あくまでも「ふ~ん」程度の確認に留めていますが、インジェクションではなくキャブですから、少しは見てあげる方がイイと思っています。
このプラグ状態と高回転時の失速感で考えられるのは…
○単純にMJの番数がまだ小さい
○ニードルクリップの位置が高い
○吸入空気量に対して燃料供給量が足りない(またはその逆)
○燃料コックが小さく流量不足(↑に繋がる)
○フロート油面が狂ってる
失速感(パワーがフッと無くなる感)はスロットル全開時に限って発生する現象なので、とりあえず燃料コックを純正のものからハイフロータイプのものに変更して様子を見てみようと思います。
…で、私はこのセッティングが大きな間違いであることに気が付きました。 それは何かと言うと…
「低・中回転域のトルクを太くすることばかりにフォーカスを当てまくっていた」
ということです…。
何だかんだ言っても小排気量エンジンはある程度回さなきゃダメなんですよね…。
そこで、#95の時も全開時が微妙だったことを思い出し#90まで番数を下げました。 結果、スパーンと軽やかに回るようになり短時間で60km/hを振り切りました。
全開での失速感は濃いにも程があったセッティング故に起こっていたものだったのです。
確かに、#95と#100の時の低回転域のトルクはそれはまぁ豊かでしたが、反面スピードのノリが悪くトップスピードも全然おかしな速度でした。
デイトナハイパーヘッド88cc仕様にしてから100km走ったので、一度エンジンを降ろして状態を確認することにしました。
まずはヘッド。100kmのうち恐らく80~90kmはかなり濃い状態で走っていたので、部分的にウェッティー状態となっていました。 ピストンヘッドはこのような感じ。 今回は特にシリンダーの様子は確認しませんでした。 後日、ハイフローフューエルコックに交換とマフラーに入れているSUSたわしを取ってから確認ツーリングをしてこようと思います。
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