inakamoto -イナカモト-

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【VTZ】ガソリン漏れ解決 社外フューエルコック導入

   

▼漏れる漏れるとにかく漏れる

前回フューエルコックのダイヤフラム部分の部品を新品に交換するセミオーバーホール的なことを行い、昨年(2017年)の越冬準備時に発見したガソリンの滲みはこれで解決出来たと思っていましたが、今年(2018年)最初の火入れの時に事件は起こりました。
昨年の越冬時にはタンクを空にしていたため、ガソリンを少しだけ入れ(何が起きるか分からないのでとりあえず少量)フューエルコックをON!
…あ、何Lも入れた訳じゃないからRES(リザーブ)にしないとな
とリザーブに切り替えたところ…

ポタポタボダボダボダ!
おいおいおいおいおい!あぁぁぁ!盛大に漏れぇぇぇぇぇ!

ダイヤフラム部分は全く関係なく切替部分から漏れまくったので、ある種この時「本格的に逝ってくれて有り難う」という感じが沸いたのも事実です。
仮に満タンにして出かけてどこかでRESに切り替えなければならない時のことを考えたら…汗

そこで今回は、その燃料漏れの原因を少しでも掴むことが出来たらという思いで分解してみました。
また、社外コックの装着とインプレもあります。

以下、セミオーバーホールの様子です。

▼純正コックの分解&観察

この通りリベット留めのようになっていますので、まずこれをドリルでふっ飛ばし前面パネルを外し、中のパッキン類を見てみたいと思います。

↑撮影時はメインの電動ドライバーが祖父母宅の雪囲い取り外し作業で使っていたため自宅に無く、簡易電動ドライバーと刃が貧弱なドリルで切削したため時間が掛かりました…。

リベット部を破壊するとパネルが外れます。

切替パーツを外すとパッキンとご対面。
やはり減ってるというか変形しているというか…。

このパッキンのみを購入することはできるようですが、某Y!で見たところべらぼうに高かった気が…。
もちろんそれを購入し、ドリルで飛ばした部分に穴を開けタップを立て、小さなネジで留めれるようにすれば良いのですが、今回は社外コックを使用してみることに。
↑もはや30年経過でカッチコチでした。

お疲れ様でした。

▼社外コックとの比較&加工

ということで手配した社外コックです。ちょっと観察を。
もう一目瞭然ですが、左:VTZ純正 右:中華(台湾?)コック
パイプが結構長いため。このまま使用すれば相当早くリザーブに切り替えないといけません。

異物集積部分(?)の容量も違っています。

…まぁ各部の粗はご愛嬌ですね…

社外の方のダイヤフラム部を分解してみましたが、形状が違ったりOリングを使用していたりと、ホンダ(京浜)純正部品は流用出来ない感じです。

で、先程出てきた社外コックの長すぎるパイプを切断します。
真鍮なのでカットし易いですが、切粉が中に入らないように予め詰め物をしておきます。

これで純正と同等残存量でリザーブに切り替えることが出来ます!

▼実際に使用して気が付いたこと

御覧の通り純正コックも社外コックも「ON/OFF/RES」の記載位置は同一なのですが、実際使用して色々と確認した結果以下のような違いが判明しました!

まず、OFFの位置で普通に走れるので「は?」と 笑
どうやらこのゴールドテープの位置でOFFのようです!
(↑とか何とか言ってますが、単に切り替えノブの取り付けをミスッてただけでした…)

そしてONの位置がこちら

そしてRESがこちら

こういうところが社外品の困りますが、それ以外は今のところ不具合なく使えています。
※以下で購入可能ですので参考までに。

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