【ムーヴ】L175Sは隣国ロシアでも…? DAIHATSU MOVE IN RUSSIA?
※引越し記事です。
2018年のFIFAワールドカップはロシア連邦の「カザン(Казан,Qazan,Каза́нь,Kazan)」で開催されたわけですが、ロシアは御存じの通り様々な民族や共和国がギューッと密集した国で、カザンは「タタールスタン共和国(Татарстан Республикасы,Республика Татарстан)」の首都になります。
タタールスタン共和国は2018年現在「沿ヴォルガ連邦管区(Приволжский федеральный округ)」に属していて他に ※カンマ後は全てロシア語読み
〇ペルミ地方(Пе́рмский край)
〇ウリヤノフスク州(Ульяновская область)
〇オレンブルク州(Оренбургская область)
〇キーロフ州(Кировская область)
〇サマラ州(Самарская область)
〇サラトフ州(Саратовская область)
〇ニジニ・ノヴゴロド州(Нижегородская область)
〇ペンザ州(Пензенская Область)
〇ウドムルト共和国(Удмурт Элькун,Удму́ртская респу́блика)←ザギトワ選手の故郷
〇チュヴァシ共和国(Чăваш Республики,Чувашская Республика)
〇バシコルトスタン共和国(Башҡортостан Республикаһы,Республика Башкортостан)
〇マリー・エル共和国(Марий Эл Республика,Республика Марий Эл)
〇モルドヴィア共和国(Мордовия Республикась,Республика Мордовия)
1つの地方・7つの州・5つの共和国から連邦管区が出来ています。
タタールスタン共和国はその名の通り「タタール人達の地」ということになるわけですが、実際のところロシア人との割合は大凡4.5:5.5~4:6の割合でロシア人の方が若干多い比率となっています。
ですが、タタールスタン共和国なわけですからメディアは「ロシア・カザン」と表記するばかりではなく「タタールスタン・カザン」とも表記して貰いたいと感じています。
中央アジアや東アジア寄りのロシアの各共和国・自治管区・州は日本車が腐る程走っている(中には本当に腐り散らかしている車両も)のは承知だと思いますが、「このムーヴもロシア人に可愛がられているのか?」と気になったのでザックり調べてみることにしました。
まずはこちら(ナンバーに画像処理を行っています)
カスタムRSの後期ですね。オーバーヒートではなくオーバークールを防ぎたいのか、グリルを覆う様にカバーが掛けられています。
ダイハツ車はヨーロッパでも走っているわけですが、このムーヴは輸出を想定して製造していないのでナンバープレートスペースが日本専用となっています。そのため、ブラケットと併用して無理矢理装着しています。
例えば、マークIIやクラウンも同様で大抵ナンバープレートが無理矢理装着されているか、違う場所に装着されているかになります。
↑このプログレなんかはまさに。
バンパー直付けで照明器具もないので、警察に見つかれば捕まるかもしれません 苦笑
ちなみに「125RUS」なので「プリモルスキー(沿岸地方 Приморский край)」です。
こちらは私と同じ前期のカスタムRSですね。
冒頭のもそうですが「14RUS」なので「サハ共和国(Саха Өрөспүүбүлүкэтэ,Республика Саха)」です。
車検シールや車庫証明を剥がさずそのままなのもロシアでは当たり前です。
こちらも後期ですね。ラッピングでしょうか?ボンネットがブラックになっています。
「123RUS」なので「クラスノダール地方(Краснодарский край)」です。
低排出ガス・燃費基準ステッカーもそのままで、私も持っている中華製「RS」エンブレムも装着しています 笑
クラスノダール地方と言っても広すぎるのでどの辺りか分かりませんが、雪道もエンジョイされているようです。
ロシアの雪道を走るムーヴ。ちょっと頼もしく見えますね。
こちらは非カスタムグレードですが、我々日本人と同じような感覚でイジられています!
「777RUS」なので「首都のモスクワ」になります。これまで77・97・99・177・197・199でしたが「777」を希望できるようになっています。
しかしながらこの方、ナンバープレートにもこだわりがあるようで2回程変えてますね!
ナンバーブラケットには「MADE IN JAPAN」のロゴと日本国旗が見えます。
それにしてもSSRやWORK系の小径ホイールが実に日本的ですねぇ。
バックミラーの吊り下げられた「どーもくん」と思われるサイコロ状のマスコットがカワイイですね 笑
さらっと気になって調べてみましたが、このようにロシアでもL175S/L185Sを含めムーヴは元気に走り回っているようです!