【ムーヴ】中古新規検査(車検取得)前に発見した不具合箇所~L175S~
※引越し記事です。
※既に検査・登録が完了しているため、時系列的にはメチャクチャになりますがご了承下さい。
一時抹消状態で購入・到着したムーヴですが、こちらにしてみては普通車として新規登録する予定であったためその方が都合が良かったわけです。
少しでも車検の有効期限が残っていれば、私の方で軽自動車協会へ赴き一時抹消の手続きを行わなければならず手間が増えてしまいます。
今回の登録は「中古車をまた新たに登録する」という「中古新規」という登録になります。
新規登録をするということは車検も新たに取得することになります。よって、正常で然るべき場所に異常があれば当然検査に合格することができません。
登録は検査に合格した車両ができるものであり、合格できなければ永久に登録することができません。
外観をしげしげと眺め「まぁ年式も距離もそこそこだし、これくらいヤレ具合にはなるわなぁ…」と納得。
次にクルマにとって重要なエンジン・ミッション関連のチェックです。
エンジンを始動しトランスミッションも各レンジに入れたり戻したりしましたが、特段「これはマズいなぁ」と思うところは無く一安心。バカみたいなオイル漏れもありませんでした。
↑車体前方より下を覗いています。
流石関東~関西で乗られていたクルマだけあり、錆まくっているということはありません!
↑フロントブレーキはくたびれてますね。パッド残量もまだたっぷりありますが、近いうちにローターとセットで交換したいところです。
ストラットにしてもロアアームにしても錆らしい錆がありません!
↑リアも素晴らしい!
雪国で乗られているクルマは錆だらけや防錆のためのアンダーコートやシャシーコートがギッタギタに塗り散らかされていることが殆どですが、シャシーコートやアンダーコートなどの塗料を噴きつけた形跡すらありません!
スプリングシートがお疲れのようですが、トーションビームもシャシーもキレイです!
(これほどまで興奮しているのは降雪地域の車を散々見てきているせいです 笑)
ちなみに、ショックのオイル漏れに見えるダストカバーの油染みはタイヤワックスが掛かったものです。
↑ついでにドラムカバーも外してみました。
シューもまだOKですね。ハブベアリングも異音やゴリゴリ感は全く無くスムーズに回ります。
ざっと見て回ったので今度は車検に直接的に関わる部分を見てみます。
タイロッドエンドボールジョイントブーツが逝きそうです(左右共)。
ドライブシャフトブーツはイン側にグリス漏れが。
運転席インナー
↑漏れたグリスがミッションケースに付着していますね。
助手席インナー
↑運転席側程ではありませんが、完全裂損まで長くは無いでしょう。
ということで、ブーツ類はほぼ全滅に近い状態で、これでは検査をすんなりパス出来るとは思えませんので、しっかりと交換しなければなりません!
次回記事からは交換作業の様子になります。