inakamoto -イナカモト-

地方暮らしとクルマとバイク 趣味と闘病記…

【ムーヴ】ベルト類の交換~L175S~

   

※引越し記事です。

▼交換作業に用いる物

新品のベルトが無いと始まりませんので…。
こちらが今回使用したエアコンベルトです。
TACTI(株式会社タクティ)」の「DJ(DRIVE JOY ドライブジョイ)」シリーズのVベルト「V98DP-T285」です。

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ご丁寧に

〇MITSUBOSHI(三ッ星ベルト株式会社)製の場合:REMF-1285T
〇BANDO(バンドー化学株式会社)製の場合:RAF K285

とそれぞれの品番が記載されています。

リブベルト(ファンベルト・オルタネータベルト)は「MITSUBOSHI(三ッ星ベルト株式会社)」の「RIBSTAR(リブスター)」シリーズ「4PK 745」です。


え?これだけ?」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、KF-DET(ターボ)はベルトを2本しか使いません。それはKF-V(NA自然吸気)のパワステ機構が「油圧」に対してKE-DETは「電動」なため油圧ポンプを駆動するベルトが不要となります。

▼交換作業

まずは作業し易い環境を作ることが重要なので、ヘッドライトもフロントバンパーを外すことは基本で、吸気関係のパイピング類はなるべく外すようにします。そして、ジャッキアップして運転席側前輪も外しておくと良いと思います。
ここまで外せば上からのアクセスも容易です。
オルタネーターでベルトのテンションを掛けているので、各ボルトを緩めてオルタを手前に起こせばリブベルトは外れます。
クーラーベルトの脱着は簡単です。
↑前述にもありますが、このベルトは以前に交換済みです。

いよいよオルタの固定ボルト&テンション掛けボルトを緩めるのですが、かなりの高トルクで締まっている上に結構奥の方にあるため、ロングエクステンションバーなどがあると良いかもしれません。

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私は通常ラチェットとメガネを組み合わせて何とかしました。
ただし、オルタ下側の固定ボルトに関してはやはりタイヤハウス内および下側からアクセスしないと無理でした。
当然ですがタイヤハウスカバーを外す必要があります。
通常はこのようにカバーがついています。
これで締/緩ができます。
殆どの画像は動画をキャプったものです。見辛くてすみません…。

オルタを固定しているボルトを全て緩め終えればベルトを外す工程に進みます。
ちなみに、テンションを掛ける(オルタを室内側に引く)ボルトは結構緩めておくと楽です。
そしてオルタ本体を進行方向に押すとベルトが緩みます。
ベルトがプーリーから離れているのが分かると思います。

外したベルトです。
画像では分かり難いですが結構ビッキビキに逝ってます。
まさか10年以上・90,000km以上無交換ということはないような気もしますが…。
新しいベルトをセットします。
張る前に位置やリブがしっかり合っているか色々な方向から確認します。
位置がOKとなればベルトを張ります。
この時ある程度の”伸び“を想定してややキツ目に張りますが、張過ぎるとベルトの寿命を縮めたりエンジンの抵抗を増幅させてしまうため程々にします。
後は戻すものを全て戻しエンジンを掛け、異常が無いか確認して終了です。

安い部品なだけに自身で交換すれば¥10,000以上の工賃も浮くと思います。
しかし、重要な部品でもあるため、不安な方や知識・経験に自身の無い方はしっかしとしたクルマ屋さんで交換することを推奨します。

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