「酒に強い」と「酒をたくさん飲める」は全然違う!-勘違いしている悪酔いドランカーに喝-
※引っ越し記事です。
今のシーズン”忘年会“や”ただただ酒飲む会“などのイベントが盛んに行われていますね。
さらに今日は12月22日。明日23日は”天皇誕生日“で、暦通り祝日という方も多いと思うので、いつも以上に派手に飲みまくる方もいらっしゃるのでは。
(中には本日も休みを取り、明日まで4連休という方もいらっしゃるでしょう)
私も会社員時代は行きたくもない忘年会に出席してました。
酒は強い方ではありませんが好きです。
しかし、一緒に居たくもない人と飲む酒ほどマズいものはないですよね…。
今回はそんなお酒に関することの中で、特に「自分は酒に強い!」と勘違いしている人について勝手に語り散らかして参りたいと思います。
以前に私が勤めていた会社の同じ部署に居たんです。”なんちゃって酒豪“が(ここではその人を「M氏」とします)。
企業柄、酒類にはかなり深い関わりがあったため、勤務中は基よりちょっとした休憩時間でも酒の話が出ることは少なくありませんでした。その都度周りもM氏に向かって
「いやぁMさんって本当にお酒強いですよねぇ」
「あんなに飲めるMさんが羨ましいですねぇ ハハハ」
「私なんかまだまだMさんには適いませんよ!」
「Mさんと一緒に飲んだら殺されちゃいますよ!」
とか、持ち上げるバカが居るもんだから段々と調子づいてきて
「若い頃はケース単位とかリットル単位だったな ガハハ 今じゃそんなに飲めないけど」
「俺は酒では誰にも負けたことがない!周りがぶっ倒れても俺だけ平気だ」
「勝負を挑まれても絶対勝つ!俺に勝てるわけがない!」
「あんなもん酒じゃない!水だ!水だ!ガハハ」
などと、得意気になって何度も聞き飽きた”酒自慢“と”酒に纏わる武勇伝“披露が始まります。
忘年会だけでなく、正月明けの新年会でも真夏の暑気払いでも酒自慢。
「あなたにはそれしかないのかよ?」と。
自分の身体を自分でぶち壊す行為をこれほどまで自慢できるなんて凄くおめでたい方だなと、ある意味感心していました。
M氏の場合について話しますが、前出の通り「自分は酒に強い!」と豪語し自慢しています。
確かに飲む量はそこそこ多いとは思いますが、ビールではジョッキ1杯で人格が変わってきます。
そして変わった暁には以下のような発言を連発し始めるのです。
「てめぇこの野郎!あqwせdrftgyhじゃねぇか!あ゛ぁ゛?」
「ふざけんじゃねぇ!このXXXX野郎が!てめぇなんかwせdrftgyhだからな!」
「何言ってんだこのXXXXXが!あ゛あ゛ぁ゛!?ふざけたことぬかしてんじゃねぇぞ!」
「クソが!俺がせdrftgyふjしてやってんだろうが!あ゛ぁ゛!?お゛い゛!」
「なんだこの野郎!バカ野郎この野郎があ゛!うをんのれぇ゛え゛!」
顔を赤らめべらんめえ口調になり、完全に悪酔いモードに。
こうなったらもうどんな言葉を掛けても「バカ野郎この野郎」でしか返事が返ってきません(アウト○イジか)。
もっとも「うおお!こんだけ飲んだらそりゃこうなるわな!」と思う量だったらいいのですが(いいってことはないですが)全然違うのです。
“酒に強い“ことと”酒をたくさん飲める“ことは違いますよね。
私は酒に強い人というのは、いくら飲んでも顔色も性格も変わらない、あるいは悪酔いしない人だと思うのです。
そしてこういう人のことを真の”酒豪“と呼べるのだと。
酔っ払って周りに怒鳴り散らしたり、改札を強行突破しようとしたり、大声や奇声を発したり、電車の中で本を読んでる人に対して「何読んでんだぁ゛!?あ゛!?あ゛ぁ゛?」とイチャモンつけ出して止めなければいけない始末では酒に強いと言えないと思うのです。
ましてや自分から「俺は酒に強い!」などと抜かしてはいけないと。
みなさんの周りにも「俺は酒に強い!俺に勝てる奴は居ない!」などと大口叩いている人はいませんか?
その人は本当に酒に強いですか?いくら飲んでも変わりませんか?
もし違うようであれば「何言ってんだよ!最終的に“酒に飲まれる“くせに!」と言ってあげてお前は酒に強くはないんだということを刷り込んであげましょう。
または、ベロベロでヘベレケ状態になってる様子を動画で撮ってあげて、後でそれを見せながら「お前はこれでも酒に強いって言えるのか!」と問うのも手ですね。
以上、年末年始に関するお酒に纏わる話でした。
そ周囲に迷惑をかける酔っ払いは私は大嫌いです!