軽自動車の「白ナンバー」問題についてもう一度
昨今、まだまだバカホット(?)で大いに盛り上がりを見せ続け散らかしている軽自動車の黄色ナンバープレート問題。
所謂「白ナンバー」化については、各SNSやメディアの多方面で熱い議論的な物が現在進行形で散見されています。
また、それだけに留まらず「封印タイプ・封印風ナンバープレートボルトキャップ・カバー」なる紛らわしい物も販売されており、物議に益々拍車を掛けています。
かく言う私も嘗て「ダイハツ ムーヴカスタム」を白ナンバー化していた人間です。
しかしながら、私の場合は「ラグビー」「オリンピック」「ご当地デザイン(図柄)ナンバー」ではなく「普通(小型)乗用車5ナンバー」として登録したことによる白ナンバー化でしたので、単にデザインだけ変更する白ナンバー化とは根本的に違います。
こちらにも記載していますが、当時の私はA県A市在住で、軽二輪や軽自動車の登録等の際には必ず行かなければならない「軽自動車協会」が嫌いで仕方ありませんでした。
何度行っても怒りのブチ切れ制御不能スイッチが入ってしまい
「何だてめぇらこの野郎!まともに仕事しろやバカが!頭逝ってんのか!?XXX!」
など、罵声を浴びせ怒鳴り散らさなければならない程で、とにかくストレスが酷かったです。高々申請や登録で何故にここまでストレスを感じなければならないのか。
手を出してしまうと当然前科が付いてしまうので「それだけは絶対しまい」と必死に堪えていた己を褒めてやりたいです。
対して運輸支局の方はいつ行っても親切・丁寧・確実な対応。
「何でこんなにも対応が違うのか…」と溜め息と呆れが止まらない…。
これが一番の理由でした。現在はどうなのでしょうかね。
ザックリ言うと封印は「このクルマはあなたの資産です(自己所有者名義ではない、または所有権留保解除をしていない残クレ・ローン車は除く)」という証であり、封印の無い軽自動車は極端な話「玩具」と同じ扱いなのです。
更には軽自動車のナンバープレートは「表示義務」であって必須ではないんですよね。
愛車が「おもちゃ」と同じだなんて何か哀しくないですか?資産として認められないのですから。
でも、ある種「ホンダ ビート、S660」「スズキ キャラ(マツダ オートザムAZ-1)、カプチーノ」「ダイハツ コペン」などは”贅沢な大人のおもちゃ“と言えるでしょう。
↑当時自身が普通車登録(字光式)化したL175SムーヴカスタムRS
さて、いよいよここからが本題ですね。
一番多く散見されるのは「軽自動車として見られたくないから」という素っ頓狂な意見です。
これに関しては実に「?」であり全く理解出来ません。
リンゴはリンゴ、ゴリラはゴリラ、ラッパはラッパです。
N-BOXだろうがスペーシアだろうがタントだろうが軽自動車は軽自動車です。
一体どういう人生を歩めばこのような思考となるのでしょうか。
軽自動車として生産・製造・販売されていて、それを貴方が購入・所有しているのです。
この事実は決して揺るがず覆りません。
次に多いのが「黄色が似合わない(嫌い)から」という意見で、これも「?」です。
ではなぜ普通(小型)乗用車登録をしないのでしょうか。
自分で改造や申請手続きを行うのは中々大変なため、全てのカーショップ等がこの受け入れを許可するかどうかはさておき、そういったことを得意とする業者任せれば、有料で比較的簡単に普通車登録が可能となります。
今や街中の監視カメラやドライブレコーダー等の普及で、轢き逃げ・当て逃げ・煽られ・煽り運転などの逃げ切りは多少難しくなりつつありますが、確かにナンバーの色違いはそういう場面で役に立ちます。これは十分理解出来ますよね。
また、全てのドライバーが各車種の全長・全幅・全高等のスペックを把握しているわけではないので、車両の大きさ等の目安にも大いに役立つ場面もあるはずです。
人間の目で一瞬で判断出来る材料があるのは非常に有意義です。
それと、デザイン(図柄)白ナンバーに交換している軽自動車のドライバーには奇妙・奇怪・道交法違反・マナー皆無の連中が非常に多いように感じます。
実際、自身もそのように強く感じる機会が非常に多いです。
各SNSやメディアの報道でも登場しますが、煽り運転などの道交法違反を犯している軽自動車の殆どは白ナンバーというケースが非常に多いです。
これでは偏見を持たれても仕方ないです。
周囲から偏見や変な目で見られるのが嫌なのであれば、しっかり制度に従い大人しく標準の黄色ナンバーで登録して乗りましょう。
その方が自然なのですから。