inakamoto -イナカモト-

地方暮らしとクルマとバイク 趣味と闘病記…

【VW up!】デザイン・スタイリング・納車③

   

▼up!のデザイン

up!を選んだ理由の1つに「デザイン」があります。
最近のVWのデザイン(ゴルフVII以降)は段々怪しくなりつつありますが、それでもまだ冒険しすぎずクリーンでシンプルな路線はギリギリ保たれていると思います。
特にup!はシンプルさ故に(マイナーチェンジ前に限る)質実剛健のドイツ車・VWらしい名残があるデザインだと思っています。
後期および最終型はおもちゃチックになってしまいました。
↑納車日の夜か翌日の夜

↑霜がついています。

↑水平基調デザインは2025y新型パサートにも変わらず継承

▼何でも欧州車の真似をする日本車

私が日本車を毛嫌いする理由は正にここにあります。
なぜ何でもかんでも欧州車の真似をしようとする。日本車としてのプライドは?
特にMA〇DA社に関しては、もうどうでもよくなっているのか、吹っ切れているのか知りませんが、あからさまなあのデザインには閉口。
昨今のTO〇OTAも酷いですね。伝統の名車を悉く潰す。潰しまくる。特にクラウン。
クラウンはプリウスなのか、プリウスがクラウンなのか。

実父の会社の営業車中の1台である「ヤリス」があったので比較。
どうして初代の日本名ヴィッツのようなシンプル・スマート・クリーンなデザインを継承出来なかったのか。

フロントセクションとリアセクションを分けて見ると、まるで前後で違う車両と思えてしまう程のアンバランス感。
「とりあえず入れりゃいいだろ!」って感じでイタズラに入れられたプレスラインがより一層”わけがわからない感”を引き立たせる。

フロントもリアももはや何と言ったら良いか分からない。
「一体何を表現したかったのか」

▼斬新・奇抜なデザインは欧州車だけで十分

チグハグ・奇抜・奇妙・変態的なデザインはフランスのシトロエン・DSオートモビル・プジョー辺りに任せておけば良いのです。他のメーカーは真似る必要は無し。
なぜ日本車まで同じようなことをしようとするのか。だから日本車というアイデンティティはいとも簡単に消滅してしまう。
あくまで欧州車は欧州車、日本車は日本車。日本車が欧州車の真似をしようとしたところで欧州車にはならないし、なれない。
なぜそこまでして執拗に欧州車の真似をしようとするのか。

アルファロメオが元祖のピラー・サッシュ付近にリアドアノブを設け、クーペっぽく見せるデザインだってそう。
プリウス、CH-R、ヴェゼル、ジューク、スイフト…とまぁ次から次へと。
実用性悪いだろ。日本車は真似る必要は無い。パクる必要無し。なぜやるのか。

そして、前述でもサラっと触れたが、VWも近頃少し怪しくなりつつある。
攻めたデザインは舎弟のアウディに任せておけば良い(それも変だが)。
メルセデスはとうの昔にGクラスを除けば、もはやどこがメルセデスで何がメルセデスか全く分からなくなっている。崩壊している。

なぜ昨今の若者が旧車やオールドファッションを好む層が増えている傾向になるのか。そこに答えがあるのは明確。
何から何までゴッチャゴチャにブチ込み混ぜ込んだ物ほど飽きや廃りは著しく早い。これは今に判ったことじゃないでしょう。
日本車は天皇陛下の執務室のように、シンプルでも美しいセンスを取り戻すべき。

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