【ムーヴ】コンパクトカー用サイズは軽に装着可能か スタッドレスタイヤ~L175S~
※引越し記事です。
2019年も早くも10日程経過しようとしています!本当に早いです!早すぎます!
ムーヴが私の元に来たのは4月中旬頃でしたがもう新年!
この時期と言えば北国では「雪の季節」でもあります。当然雪が多いか少ないかで越冬の難易度がえらく違ってきます。
今シーズン(2017年1月下旬~今年の3月上旬)の秋田は例年以上に雪が降りもう大変でした…。あっちも雪かししてこっちも雪かきして…もう膝・腰・背中がぶっ壊れるかと思いました。
2018年~2019年の冬は大雪にならないことを切に願います…。
さて、冬・雪と言えば冬用タイヤが必要になるわけですが、このムーヴは雪が滅多に降り積もらない関西は大阪平野部からやってきたので、スタッドレスタイヤなんぞ付属するはずがありません(以前載せている通り下回り・足回りのサビは殆ど無い上にアンダーコートすら施工されていません)。
冬用タイヤは当初から14インチを考えていましたが、やはり軽自動車用である「155/65R14」や「165/65R14」はかなり需要が高いようで、某サイトではカッチカチに硬化しているであろう10年以上経過の物、あるいは溝がほとんど残っていない物でも¥5,000以上の値を付けていたり、酷い場合には¥10,000以上の値を付けているバカ業者もいました。
第一候補であった「155/65R14」の国産メーカー&適当ホイールセットでは、例え傷だらけの中古でも良好な状態の物を選ぼうとすると結構な値段がします。「こんなに払うのであればいっそ新品買った方が良いな」と思ってしまうほどです。
そこで私は「このRSは元々165/50R16履いてる。特にフロントフェンダーは相当な余裕がある。多少外径が大きくなってもコンパクトカー用の165/70R14イケるんじゃ?」と思いその線で探してみることにしました。
…すると笑ってしまう位わんさかあるではないですか!笑 もはやこっちはリーズナブルな値段で選び放題です!
それもそのはず、コンパクトカー用の14インチシリーズにおける大抵の物は「175/65R14」「175/70R14」「185/65R14」が主流なわけですから、165/70R14なんてサイズは軽自動車をベースに横幅を広げたような特殊な車種しか履きません。
尚、トヨタ ルーミー/タンク・ダイハツ トール・スバル ジャスティ、スズキ ソリオ・ミツビシ デリカD:2などの車種は「165/70R14」がデフォルトサイズかと思いきや「165/65R14」でした!
それで、最終的に購入したのは「165/70R14」サイズの「ヨコハマ アイスガード トリプルIG30」&「ブリヂストン トップラン 5.5J インセット45」という組み合わせの物です。
見事なまでに影を背いながら撮ってしまいました…右の物です。
左は165/50R16ヨコハマ アースワン&タケチプロジェクト レーシングハート MS-8 5.5J インセット45ですが、ぱっと見では外径差は分かり難いですね。
しかし、立ててみるとその差が良く分かります。
尚、ヨコハマタイヤ公式によると各サイズの寸法は以下の通りです。
○アースワン 165/50R16:外径572mm 幅170mm
○IG30 165/70R14:外径588mm 幅170mm
よって、IG30の方が16mm程大きいということになります(10分溝時)が幅に関しては差異は無いため交換作業へ移ります。
まずはジャッキアップしてタイヤ&ホイールを外しますが、その前にノーマルタイヤ時の前後車高をザッと測っておきます。
フロントは凡そ580mm
リアも580mm程度
ここで降雪地帯ならではのやっておかなくてはならないことを…!
しかし非常に長くなりそうなので、雪道におけるクルマの大敵「塩カル(塩化カルシウム)」の錆対策については別記事で…。
このようになりました。
フロントが約590mm
リアも約590mm
ということで車高が約10mm程上昇しました。
結構パツパツな感じが伝わるかと思います。
フェンダー側面上部から見た収まり具合ですが…
フロント
リア
この通り、このプチオーバーフェンダー(フェンダーアーチガード)が無ければ特にディスク面がかなり食み出てしまっていることと思います。
また、ローダウンスプリングによりノーマル比4~5㎝程車高が低い状態でこれですから、ノーマル車高でこのサイズは収まらないだろうと推察できます。
これまでの人生の中で、スタッドレスタイヤは新品~中古まで様々使ってきましたが、流石に10年以上経過したタイヤはありません。
以下完全に私個人の感想になりますが、8年経過した物までは何ら不自由なく使用することが出来ています※。
※ブリヂストン(以下BS)のブリザックでプラットフォームが露出していない・極端な硬化・摩耗・損傷が無い状態。
※路面状況に応じて空気圧を変更している。
もちろん、これはメーカー・空気圧・溝・保管状況・ドライビングスキルによって何でもかんでも8年経過してもOKというわけではありませんが、BSやYHでしたら6~8年経過していても極端なひび割れ・硬化・すり減りさえなければ十分使えることが分かっています。
但し、これは雪道に慣れている人間の感想や感覚であり、不慣れな場合は新品のスタッドレスタイヤを選択することに越したことはありません。
こちらも動画を撮って御座います。