【VTZ】VTRの先祖 VTZを選んだ理由①
VTZを選んだ理由…どこぞの登山家の方のように「そこにVTZがあったからさ」とか言いたいところですが、残念ながら一度も現車確認を行っていませんし陸送納車ですので…笑
さて、タイトルの通りですが、今回も動画を撮っていますのでそちらがメインとなるわけですが、文面でも残しておきたいと思います。
こちらでもチラッと記載していますが、私は乗り物はクルマから好きになった人間で、今でもクルマとバイクの好意比重としては「クルマ6:バイク4」くらいだと思っています。
父方の爺さんも母方の爺さんも共に大型自動二輪免許を持っていて自身でも乗っていたこともあり、爺さんからバイクの話は聞かされてはいたものの、親父もお袋もクルマ・バイクはさっぱり…。
ですが小学校時代、同級生にとんでもなくバイクが好きなI君がいまして、とにかく毎日のようにバイクについて話をしてくるのです 笑
特にイタリアのバイクメーカー「Ducati(ドゥカティ)」が大好きで、とにかくドカについて激熱に語るのです。
しかしながら、その頃の私は重度のクルマ中毒でしたので「ふ~ん…どかてーっていうバイクがあるんだね」くらいしか思っていませんでした…。
I君には歳の離れた兄がいまして、我々が小6の時にはI君兄は高校生でバイクに乗っているということもあり「後ろに乗せてもらってる」ことやそのバイク(確かカワサキのバリオス)の話など嬉しそうにしていました。
中学時代は2年の時に一緒のクラスになり卒業まで一緒だったKが、小学校の同級生だったIに負けず劣らずのバイク好きで、学校にバイク雑誌「モトチ○ンプ」や「チャ○プロード」を持ってきては一緒に読んだりしていました 笑
加えてKは「デコトラ」も好きだったこともあり「カミ○ン」などの雑誌も良く読んでいました。私もトラック好きだったこともあり、Iよりは幾分話は合いましたね。
その頃部活はテニスをしていましたが、ラケットバッグを肩に掛けコートまでカブやジョグで打ちに来る大学生の兄ちゃん姉ちゃんたちを見て凄く羨ましかったのも良き思い出です。
私とKは中学を卒業後は別々の高校に通うことになるわけですが、Kは早速原付免許を取得し、私がチャリンコで走っている時にたまたまホンダNS-1に乗っているKに遭い「原チャリの免許取ったら!?ツーリングしようぜ!」なんて言われたことがありました。
↑Kが当時乗っていたNS-1。絶対見てないと思うので大丈夫でしょう 笑
(当時の携帯での撮影なので伸ばすと画像がかなり荒いですねぇ)
↑「事故った~!」とその直後に一言添えて送られてきたKからの画像。
ホント自損・単独で済んで良かったですよ…。
戻りまして、私は相変わらずクルマ中毒者で寧ろ昔よりその中毒度は増し、登下校時に走るクルマに目をくれては「あれもイイな!コレもイイな!」と将来乗るクルマを妄想しまくり。何せあと2年で普通自動車免許を取得できる年齢の18歳になるわけですから、バイクなんぞ眼中に無い訳です(全く無い訳ではありませんでしたが)。
Kはその後大型自動二輪免許を取得し、SNSに自身のXJR1200(確か)の画像をいくつかアップしていましたね。
このように私は子供の頃から嫌でもバイクに接する機会があったため現在に至っているわけですが、中学時代に購入したバイク雑誌で「あ、コレは乗りたいかもしれない」と思ったバイクがあったわけです。
小学校時代のIの影響でドゥカティ(特にモンスター)をかすっていたこともあるのでしょうけど、VTR250を見た時に「コレはいいかも!」とすぐに感じた記憶があります。
現在もそうですが、昔から傾斜地や狭い場所での移動などが大変そうな重たいマシンには然程関心が無かったため、尚更VTRに好印象を持ったのかもしれません。
時は流れて20代中盤。25歳の時に事業主という立場になってから時間が幾分フレキシブルとなり、それまで取れていなかった自動二輪免許を取得しようと動き出したわけです。
当初はボアアップしたモンキーが乗れれば良かったので「普通自動二輪小型限定」を考えていたわけですが、その時たまたま手持ち金が2倍ほどあったことと「もしかすると125㏄以上のバカチューンをするかもしれない…」ということを考慮し普通自動二輪で申し込み取得に至りました。
その後モンキーを無事(?)ボアアップし乗り回していたわけですが、如何せん「長距離はキツい」「不安定で危ない」「流れに乗るのが結構しんどい」ということで、その当時の財政状況で「すぐに購入出来そうな気軽に扱えるニーハンは無いか」と探しGETしたのがスズキのTU250ボルティーでした。
↑ちょこちょこイジりました。メーターバイザーやシートバッグはVTZにも受け継がれています。
ボルティーの存在は知ってはいたものの「カワイイバイクがあるなぁ」程度で、まさか購入して乗るとは想像もしていませんでした 笑
しかし、いざ乗ってみると面白いものでクセが無く素直で非常に乗り易いバイクでした!
今でも「もう一度乗ってもイイバイク」に間違いなくランクインしますね!
そうして乗っていると「あ、VTR」と、忘れていたあの存在がふと思い浮かんでくるもので、色々イジって大事に乗っていたボルティーを次のオーナーさんへバトンタッチ!
ボルティーに別れを告げた後にVTR探しを始めるわけですが…程度の良い物はやはり高い!「何でこんなにするの!?」っていうくらい値がついている物も。
私はこれまでずっとキャブレター車で馴染んでいたため、とりわけFIである必要がなく、タコメーターが付き2眼メーターになり始めた辺りのVTRで全然良かったのですが…高い!
↑この2眼メーター化された以降のモデルを検討していました。
私はこの通り全くもって裕福ではありません(寧ろ貧…)ので、簡単に¥400,000以上のお金をポンと出せるはずがありません!そんなに出すくらいなら他に回します…。
これが真のきっかけとなったかどうが分かりませんが「VTRの前身のバイクって何だろう?」と思い探してみることにしました。
あぁ~もうムチャクチャ長くなりましたね…
次に続きます!